こんにちは、るーみのです。
先日、このような記事を公開しました。
僕が経験した就職浪人時期についてまとめた記事なのですが、ここで「インターン」に触れています。
2回目の就活のために1年間休学し、その間にスタートアップベンチャー企業でwebライターのインターンをしていたんです。
実際には、きっちり卒業まで働いていたので、だいたい2年間くらい在籍していたことになります。
ベンチャー企業でインターンって、意外と気になる人が多いのかな?と思い、改めて記事にまとめてみようかなと。
その当時の記憶を掘り起こしながら、どんな感じで働いていたのか、メリットとデメリットも含めて書いていこうかなと思います。
そもそもスタートアップベンチャー企業ってなに?
この記事までたどり着いている方は、事前に調べられてる人が多いかとは思いますが、一応の認識の共有ということで書かせていただきますね。
スタートアップベンチャー企業とは、「若くて新しいことに挑戦している企業」のことです。
明確に「これ!」という定義のない単語にはなるのですが、ざっくりまとめると上記の意味。
「スタートアップ」とは、「立ち上げたばかりの企業」のことを指すので、だいたい創立1〜3年目の会社をイメージして頂ければ。
「ベンチャー」とは、「少数精鋭の企業」のことで、だいたい従業員100人未満の会社のことを言います。
なので、「会社を立ち上げて、新しいことに挑戦していこうぜ!」という勢いのある会社は、「スタートアップベンチャー企業」と言って問題ないかと思います。
ちなみに、僕が働いていたその会社は当時、役員を除いたらメインの社員は3人だけで、あとはインターン生が10人程度いる感じでした。
インターンで何をやっていたの?
インターンのイメージは、「アルバイトよりも、社員に近い形で働く」ことを思い描いている方が多いかと思います。
概ねそのとおりで、アルバイトでは絶対にやらせてもらえないことばかりこなしていました。
僕の場合は、最初にwebメディアのライターとして参加したので、主に
・記事の執筆
・記事のアイキャッチ作成
・取材
がメインでした。
ただ、最終的にはライターとしても、その会社の一員としてもステップアップして、
・学生インターンの書いた記事の取りまとめ
・インターンの執筆する記事の題材決め
・記事の編集、校正作業
・その会社の代表が出版するビジネス本の企画作成
・記事執筆依頼のあった取引先とのやりとり
・社内イベントの企画運営
なども行っていました。
おそらく、これらの仕事は大きな会社だとなかなかやらせて貰えないところかと思います。
良くも悪くも、就活のイベントの一貫として組み込まれている大手企業のインターンは、学生は「お客様」であって「戦力」ではないのです。
なので、「学生にはここまでしかやらせない」とマニュアル化されてしまっており、向上心のある方だと少し物足りないかもしれませんね。
インターンのメリット
スタートアップベンチャーのメリットとして、下記が挙げられます。
・社会人に近い働き方ができる
・会社を大きくすることに貢献できる
・たくさんのことを任せられ、成長できる
・アルバイトよりも時給が良い
アルバイトは、基本的に任せられる仕事が決まっています。
ホールスタッフなら、接客だけ、キッチンだけなら料理だけ、のような感じですね。
けれどインターン、とりわけスタートアップベンチャーならそもそも人が少ないためインターン生も戦力です。
なので、ホールだろうがキッチンだろうが、それこそ食材の買い出し、店内装飾のデザインまで任せられることになります。(お店はあくまでたとえ話ですよ)
更に、大手企業のインターンは自分がいくら頑張っても会社の業績は変わりませんが、スタートアップベンチャーはまだ発展途上なので、自分が動くことで数百万の利益を出すこともよくあります。
僕の場合、担当した1つの記事がバズって、1000万近くの利益を出して表彰されました。(自分以外にも、多くの学生が活躍していました)
もちろん、自分ひとりではなし得なかったことで、その記事の裏には支えてくれたエンジニアや社員さんがいてこそなのですが、社会で大きな成果を出せたことは自信に繋がります。
実際に、その経験を生かして企業した後輩もいました。
ということで、ざっとメリットを書きましたが、やっぱり大きいのはお給料です。
普通のコンビニバイトなら時給1000円ちょっとだと思いますが、当時の僕は時給換算で2000円以上もらっていました。
その時は時給ではなく記事の出来高制でしたが、同級生よりもたくさんもらっていたのは確かです。
色々書きましたが、これだけのメリットがスタートアップ・ベンチャー企業にはあります!
インターンのデメリット
スタートアップベンチャーでのデメリットで挙げられるのは、下記になります。
・受け身だと置いていかれる
・アルバイトよりも仕事に責任が伴う
・仕事の種類が多い
スタートアップベンチャーは、とにかく勢いが激しいです。
今日このプロジェクトを始めたと思ったら、明日には方針転換、次の週には別のプロジェクトが走っているなんてザラです。
もちろん、社員さんもちゃんと考えて仕事を振ってくれるので、ブラック企業ばりにパンクすることはありませんが、それでもアルバイトの単純作業に比べたら激動であることは間違いないです。
また、受け身でいると「やりたい仕事」ではなく「誰でもできる仕事」ばかり振られることになるので、「これやりたい人いる?」と聞かれたら積極的に手を挙げた方が、楽しんで仕事ができると思います。
まとめ
つらつらと書き連ねてしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
個人的には、「なんか楽しそうなことをやってみたい!」というモチベーションがあればスタートアップベンチャーでのインターンはおすすめです。
ですが「お金を手っ取り早く稼ぎたい!」というアルバイトの延長線上だと、ちょっと厳しいかな?と思ったり。
おそらく、やりたいことに合致していることが一番なので、色々と探してみてください!
スタートアップは、新しいことをやっている企業がほとんどなので、見ているだけで面白いですよ!!